茶産地が一番動く季節を、五感で。

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ABOUT

お茶産地の第一線を五感で感じる
お茶のオープンファクトリー

一年でいちばん、茶産地が動く新茶の季節。

お茶の作り手にとってこの時期はまさに「本番」です。

一年を、この一瞬にかける。そんな時間が、産地には流れています。

新茶シーズン真っ只中の菊川で、お茶づくりの現場へ。

見て、聴いて、触れて、嗅いで、味わう。

五感で、お茶の裏側を感じてみてください。

イベントの特徴

Feature

  • 普段は立ち入ることのできない茶産地の現場を体感できる

    茶産地が一年でもっとも活気づく新茶の時期に、稼働中の現場を特別公開します。
    観光農園とも違う、生産の現場そのものを体験できる貴重な機会です。

  • 生産者と直接話せる

    お茶の作り手から直接話を聞ける時間があります。
    産地に生きる人の言葉は、きっとお茶の味を変えます。
    お茶を飲むときに「あの人が作ったお茶だ」と顔が浮かぶような、そんな関係が生まれるかもしれません。

  • 昼と夜、産地の2つの顔を楽しめる

    昼は新緑の茶畑と工場の始まり、そして夜まで続く加工の現場。
    同じ産地でも、まったく違う表情にきっと驚くはず!
    通しで両方体験するのもおすすめです。

EVENT REPORT

第一回イベントレポート

産地のリアルな裏側と作り手に出会える贅沢な2時間

昼の部

  • 01

    お茶畑ツアー

    見渡す限りの鮮やかなグリーン!
    お昼の部は、農家さんの案内のもと巡る茶畑ツアーからスタートしました。
    「このお茶の木は植えたばかりで、お茶が採れるようになるまであとこのくらいかかるんだよ」
    「あの扇風機みたいに回っているのは、防霜ファンと言って…」
    みずみずしい新芽に触れながら、お茶づくりの“はじまりの物語”を体感する、笑顔あふれる時間となりました!

  • 02

    お茶摘み体験

    現代の茶業では機械収穫が主流ですが、「手で摘む感触をぜひ味わってほしい!」という想いから、お茶摘み体験を実施しました。
    昔ながらの竹かごを腰にセットしたら、気分はすっかり一人前の茶摘み手!やわらかい新芽だけを選ぶ「一芯二葉(いっしんによう)」のコツを教わり、いざスタートです。
    指先でプチッと摘み取る独特の心地よさに、大人も子どももあっという間に夢中に。
    子どもたちからは「ポキポキするの楽しい!もっと摘みたい!」という声も飛び出すほど、畑のあちこちで笑顔の花が咲きました。
    自分で摘んだみずみずしい新茶の葉は、大切にお土産に。「おうちでどうやって食べようかな?」と、ワクワクを持ち帰る体験となりました。

  • 03

    お茶「刈り」見学&体験

    手摘み体験のあとは、現代の茶業を支えるダイナミックな「お茶刈り」を目の前で見学!
    実はこの「機械刈りを間近で見てもらうこと」こそ、今回のツアーで最もこだわったポイントの一つです。

    「お茶づくり」と聞くと昔ながらの手摘みを連想しがちですが、一大産地・静岡のリアルな日常は、大型機械を華麗に乗りこなす農家さんの姿にあります。
    今回は特別に、農家さんの同乗のもと実際のお茶刈り機に乗車する体験も実現!産地を支える作り手のかっこよさと、現代の茶産業のダイナミズムを肌で感じる特別なひとときとなりました。
    ※安全に留意し、お茶農家さん同乗のもと実施しています。

  • 04

    お茶工場でリアルタイム荒茶製造見学

    お茶畑から帰ったあとは、工場で「荒茶(お茶の一次加工)」製造のプロセスを見学。
    製茶機でお茶の葉っぱが加工されていく様子を、五感で感じました。
    葉っぱを蒸して、揉んで、形を整えて…。
    たくさんの機械を通るごとにどんどん姿を変えて、「葉っぱ」から「お茶」に変化していく様子を、実際に手で触ったり、食べてみたりして、お茶の加工技術を体感しました。

    初めて見るお茶工場のかっこいい機械に、「男のロマンですね!」と釘付けになる参加者も!

  • 05

    深蒸し茶の美味しい淹れ方ワークショップ

    同じお茶でも、淹れる人や淹れ方次第で味が全く違うのがお茶の面白いところ。
    菊川で主に作られる「深蒸し茶」を美味しく淹れる方法を、菊川市茶業協会さんや地元の日本茶インストラクターの方のレクチャーのもと、みんなで学びました。

    お湯の温度や茶葉の量や注ぎ方などを実演いただいた後、淹れたお茶をみんなで美味しく楽しみました。

    淹れ方の基本を押さえつつも、型にとらわれず「自分好みの一杯」を見つける自由なお茶の楽しみ方をお伝えします。
    旅の思い出とともに、暮らしの中でお茶を淹れるひとときがもっと好きになる体験です。

  • 06

    「お茶ガチャ」でクロージング!

    「菊川の思い出と美味しいお土産を、笑顔と一緒に持ち帰ってほしい!」そんな想いから、ツアーのラストには特設の「お茶ガチャ」が登場しました。
    カプセルを回せば全員に参加賞、さらに3本限定でスペシャルな「当たり」が出るお楽しみ企画!ハンドルを回すたびに「何が出るかな?」と会場は大盛り上がり。
    最後まで笑顔と歓声が絶えない、あたたかなフィナーレとなりました。

夜の部

  • 01

    作り手の想いを聞くお茶会

    夜コースの舞台は、牧之原台地に拠点を構える「美緑園」。
    落ち着いた夜の空気の中、作り手と参加者がひざを突き合わせて語り合う濃密なお茶会と工場ツアーを実施しました。

    美緑園さん自慢のお茶を片手に、茶葉ひとつひとつに注がれる情熱や、菊川の土地で受け継がれてきたものづくりのストーリーに耳を傾けます。
    淹れたてのお茶の香りに包まれながら、作り手の哲学に触れる贅沢な時間。お茶の背景にあるストーリーごと味わい尽くす、夜ならではの特別な時間からスタートしました。

  • 02

    作り手とじっくり対話

    夜コースの醍醐味は、作り手と飲み手がひざを突き合わせて言葉を交わす濃密なお茶会です。
    美緑園さんが淹れる至高の一杯を味わいながら、茶づくりにかけるこだわりや未来への想いをダイレクトに受け取ります。

    参加者からの率直な問いかけに応える中で深まる、お茶産業への理解とリスペクト。
    「お茶へのすさまじい熱量に鳥肌が立った」という参加者の声が物語るように、作り手の顔とストーリーを知って味わうお茶は、五感だけでなく心をも満たす時間となりました。

  • 03

    お茶工場ナイトツアー

    昼間に収穫されたみずみずしい茶葉は、休むことなく夜通し「荒茶(あらちゃ)」へと加工されていきます。
    新茶の最盛期、夜通し灯りが灯り稼働し続けるお茶工場は、まさに「産地の不夜城」!

    青空の下の茶畑とは一変し、夜の工場はクールでインダストリアルな空気が漂う異空間。
    ガッチャンガッチャンと力強く響き渡る機械の重低音、立ちのぼる熱気と湿度、そしてあたり一面を満たす濃厚な茶の香り。薄暗い工場の中で、茶葉の仕上がりを真剣な眼差しで見極める農家さんの姿は息をのむほどクールです。

    蒸し機の前では、モクモクと立ち上がる蒸気と香りを全身で浴びる特別体験も!
    力強いものづくりの熱量と、どこか心をほどく豊かな香りに包まれ、参加者全員が五感を奪われる圧巻の夜となりました。

  • 04

    夜のお茶畑ウォーク

    夜も休まず稼働するお茶工場から漏れる光に照らされたお茶畑は、なんだか幻想的。工場から響く機械の音と初夏の爽やかな夜風を浴びながら、夜のお茶畑をお散歩。
    休むことなく動き続ける最盛期の産地の様子を感じる時間となりました。

  • 05

    夜も「お茶ガチャ」&地元のお菓子でクロージング!

    夜コースでも「お茶ガチャ」をご用意。お茶を使った菊川の美味しいお菓子とともに、ツアーを締めくくりました。

※アンケートの内容を一部抜粋し掲載しています。

参加者の声

Voice

    • 機械が動いている状態を見られたことは嬉しかったし、カッコいいし、テンションが上がりました!また、熱気、香り、湿度、音…など、五感を感じて楽しむことができました!

    • 生産者さんの人当たりも良く、かなり気さくにお話ししてくださったので充実した一日になりました。

    • 目の前でまさに機械が動いている迫力に圧倒されました! 茶葉の水分が徐々に減っていくことも体感できて楽しかったです。お茶会の中で伺ったお茶づくりにかける思いは、自分の仕事との向き合い方を振り返るきっかけになりました。

    • 私たちが日常で何気なく飲んでいるお茶の製造工程を知り、感謝の気持ちが湧きました。

    • お茶と共に生きている方たちにしか見えない世界の一端を教えていただいた時間でした。とっても面白かったです。

    • 迎えてくださる皆さまのお人柄や雰囲気がすごく素敵であたたかく、充実の内容もさることながら良いエネルギーをもらえました!

Meet the Makers

作り手紹介

初開催の「産地の本番。」の舞台となった、お茶の作り手を紹介!

  • 昼コース

    片山製茶有限会社

    茶葉の本来の旨みと香りを逃さない伝統の製法で、菊川市で長年にわたりお茶づくりを続けています。製造工程で出た茶渋は茶畑に還元し、土づくりから丁寧に行っています。 収穫した茶葉はすべて自社の荒茶工場で加工し、品質管理を徹底しています。

    Website
  • 夜コース

    株式会社美緑園

    独自の深蒸し製法で製造されたお茶は、「黄色い深蒸し」と呼ばれる透き通った金色の水色。濃厚な香りと旨みが特徴です。その日の気温や湿度、茶葉の成熟度に合わせて蒸しを調整。その他にもさまざまな角度・工程からアプローチし多様なお茶の香味を引き出しています。

    Website

Project Team

主催者について

産地の本番。を企画しているのは、菊川市内の生産者や菊川出身のメンバー。
菊川のお茶産業をひらき、人と人をつなげていくことを目的に、「菊川お茶ひらく人たち」というチーム名で活動しています。

わたしたちは、産地をひらくことでお茶づくりそのものの面白さを素直に伝え、業界や地域を超えた愛着や関係性を生み出すことで、静岡が「もっとハッピーな茶産地」になることを目指しています。

オープンファクトリーを皮切りに、これからもさまざまな取り組みを企画していく予定です!

  • 土井

    夜コース会場の美緑園を経営する生産者。

  • 森下

    市内生産者。フッ軽!

  • 中土

    菊川出身デザイナー。言い出しっぺ。

OVERVIEW

開催概要

2026年開催は終了しました。

  • イベント名称

    産地の本番。

  • 日程

    2026年5月2日

  • 会場

    昼の部:片山製茶有限会社
    夜の部:株式会社美緑園

  • 参加費

    ・中学生以上:4,000円(昼夜通し参加:7,000円)
    ・中学生以下:2,000円(昼夜通し参加:3,500円)
    ・未就学児:無料

Peatix イベント詳細ページ

Message

お茶の産地が、作り手が、もっと誇りを持てるように。

「お茶を作る人が、もっとハッピーになったらいいのに」

そんな思いから、お茶のオープンファクトリーの企画は始まりました。

お茶農家の家庭で育った私は、小さい頃からお茶畑や工場で働く両親の姿、工場の機械が動く光景を見てきました。
だからこそ、お茶のおいしさや健康効果といった価値以上に、「お茶の作り手や産業そのものの面白さ」に価値を感じるようになりました。

近年はお茶ブームにより、世界中の多くの人がお茶を楽しんでいます。

その一杯のお茶ができるまでには、信じられないほどたくさんの人が、たくさんの製造工程を経て、たくさんの想いを込めて、バトンが繋がれています。

しかし、そのリアルな裏側があまり表に出ることはありません。

お茶を楽しむ人が、さらにお茶ができるまでのプロセスを体で感じることができれば、「あの人があんなふうに作ったお茶だ」と思い浮かべられるように、もっとお茶に愛着を持って楽しむことができるのではないか。

またお茶の作り手自身も、現場をひらいてお茶を届ける人と直接繋がり、声を聞き、表情を感じ、反応をダイレクトに感じることで、自分たちのお茶仕事に誇りを持てるのではないか。

そのための架け橋となる手段が、お茶産地をひらく「オープンファクトリー」でした。

「お茶のオープンファクトリー」の初開催の時期に選んだのは、八十八夜と呼ばれる5月2日。

一大産地の静岡は、新茶シーズン真っ只中です。

この時期、お茶産業に携わる人は24時間体制で製造にあたるほど産地は活気に溢れ、まさに産地の「本番」。

正直、この慌ただしい時期にオープンファクトリーを実施し、緊張感のある現場に一般の人々を受け入れてもらうことは勇気がいることでした。

しかし、「ありのままの産地を知ってもらいたい」と企画に賛同していただいた生産者や地域の方々の全面的な協力のおかげで、予約制のツアーという形で初回のオープンファクトリーを開催することができました。

参加者の皆さんが楽しそうにしている姿はもちろんですが、会場になっていただいた生産者の方から「来てもらえてよかった」という声をいただけたことは、「産地をひらき人と人をつなぐ」ことへの一歩になったのではと思います。

ブームと言われているお茶業界ですが、産地には深刻な課題が山積しています。

産地をひらくことで産地全体のムードが明るく変わり、結果的に課題が解決されていく…

そんなきっかけを、オープンファクトリーから作っていきたい。

お茶を作る人も、飲む人も、みんなハッピーに。

そんな未来を目指し、私たちは菊川の地から発信し続けます。

お茶ひらく人たち。代表  中土 真奈

写真:

石井裕也+しゃかいか!編集部

Special Thanks 

片山製茶有限会社
株式会社美緑園
菊川市役所
菊川市茶業協会
ボランティアの皆様
しゃかいか!編集部の皆様
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